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重陽回想録



「重陽回想録」は私が初めて市議会議員選挙に立候補した平成三年を起点に年代を前後しながら政治活動と議員活動十七年間を中心に、自分自身が歩いて来た道程の記録として、また日記のまとめ書きのつもりで書いたものです。カミさんには遂に政治活動にピリオドを打つのですねと言われましたが、そうでは無くあくまで一区切りを付け、自分の歩んできた道を振り返り、今後の進む道を決めて往きたいとの想いから始めた事なのでご理解頂きたいと思います。もとより日記など書いた事も無い私の事で、手帳と頭に残る記憶を基に書いたゆえ、年代など数字に間違いが有るかも知れません。しかし、これを読む方がおられるとしても私の身近な限られた方だと思いますのでご容赦願います。また、私との関わりの中で内容の誤りに気付いた方は、ご指摘頂ければ助かります。


 ・回想@ 起意表明


 ・回想A 議会の扉を叩く


 ・回想B 市議会議員と云えども政治家


 ・回想C 昨日の政友、今日の政敵


 ・回想D 躍進の時


 ・回想E 政変


 ・回想F 軌道修正


 ・回想G 合併の崩壊


 ・回想H 新たな合併の模索


 ・回想I 新市を迎えて


 ・回想J 新たな出発


あとがき

思い立って書き始めて、自分に一区切り付けようと始めた事ですが中々、筆が止まりません。思えば、防犯灯の電球交換、下水の清掃に始まり、いろいろな事に関わらせて頂きました。まだまだ自分の中では、皆さんから預かった荷物の積み残しが沢山有りますが、十七年間市議会議員を務めさせて頂き、一息入れさせて頂く事になりました。積み残した荷物は良く点検し、立場を変えて働き掛けて参ります。今、暫くの時間を頂きたくお願い申し上げます。村上市の船出も決して平穏では無いようです。有り難い事ですが、(旧)市町村議会議員時代に付き合いのあった市議会議員達から、私を心配してか連絡を頂き、いろいろ話しを聞かせてくれたり、私の考えを問われる事が有ります。時々、話しをしていて伝わって来る事が、市長、市議会議員が難しい案件に当たると自分の判断や行動に無理な理由を付けて正当化して見たり、何か大きな樹木に寄り添えば無難にやり過ごせる。そんな様子を窺い知る事が出来ます。今の村上市の中で政治、行政の大切な役割が理解されていないのでは無いかと心配に思う事があります。政治家として公平公正を保ちバランス感覚を失わないで頂きたい。市長も市議会議員も皆、選挙で特定の支持を得て選ばれてきた方々であるが、一度その任に就けば村上市民のため、村上市の政策決定をする議会の一員で有り執行者である。行政の運営は自治法を始めとした法律や村上市の条例で決まっています。市議会の運営は自治法、自治法を基にした会議規則、委員会条例、また村上市議会の先例による申し合わせを原則として成り立っています。それらの事をもっと良く理解して判断、行動する事が、今の村上市長、村上市議会議員には必要で有り大切な事のようだ。村上市を停滞させない為に、市長、市議会議員は共に努力を惜しまず頑張って頂きたい。いろいろまとまりの無い事を書いてみたが、読み返してみるとお恥ずかしい限りである。最後になりましたが、断りも無しに勝手にお名前を掲載し、ご気分を害される方、引用が適切で無くお気に召さない方が居られるやも知れません。その節は失礼の段、平にお許し下さい。それでは、また何年か経ち続編を書ける事を願って、ひとまず筆を置く事と致します。
 
 

 
 
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